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よくいなくなるブログ。
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今日(もう昨日だけど)は映画「ハーモニー」を見てきた。3作連続上映予定だったのが、制作会社が倒産して一番ラストに来るはずだった「ハーモニー」が前倒しで上映されることになったものだから、少しもったいない。しかも個人的には1作目の1番気になってた「屍者の帝国」見逃してしまうし。つらい。とりあえず次の「虐殺器官」も絶対見に行くと心に決めた。

畳んだ後に見終わった直後電車なさすぎてテンパる中このテンションパッションを記しておかねばと久しぶりに引っ張り出されてきたアイタタなあの頃の私を書き留めた感想ともつかないものを載せておくよ...

電車がなくなって行きとは違うルートで帰ってたらバスで後ろに乗った一つ下とギリ平成生まれ位の女共が恋とか関係なくいい感じだったけどいきなり疎遠になったと思ったら彼女できたらしいみたいなイケメン(※らしい)へ対する思いは恋だろうか、アタックしてみる、みたいな話をしていて最終便の静かな車内で聞きたくもないのに声が大きいから否が応でも入ってきてしまって嫌だった
あの頃の私が引っ張り出されてたというか「恋を知らない」異性愛に行く前の「同性への憧憬」から滲み出る一般的で通俗的で安易で安っぽい「異性間の恋愛」に物凄い嫌悪と憎悪を感じて思わず耳を塞いだ

そんなことがありつつも初めて行った駅なのにきちんと乗り換えできて終電逃さなくて本当良かった

電車を待つ中、電車の近づいてくる音がすると無性にホームに飛び込みたくなって仕方がなかった
頭の中にウェルテル効果の言葉が浮かぶ まさに私はこの映画(小説)を見たことによって自死への思いが募っている
...なんてグルグルしながら電車を待ちつつ書き付けた
前置きも長くなったけど、まあ、保存しときますね。


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これは、私だーーーーー
私の物語だーーーー

いつかどこかで、過去の痛々しいほど輝いている彼女を、殺さなければならないのだ......

むしろ、そのままでいたミァハを己の手で殺すことが出来たトァンに羨望すら覚える。
人はどうしようもなく変わってしまう。むしろーー根本的なところは全く変わっていないのに、それさえも見えないくらいに過去の「私の信じていたい」「輝いている彼女」でいることを期待してしまうのだ...

私の分まで笑わなくていい、泣かなくていい と歌う主題歌は一体誰のための歌だったろうとぼんやりと思う。

なんて優しくて、エゴに満ちた「意識」なのだろう。

「無意識」とは、誰もがよく口にする言葉であり理解出来得る概念で、それこそ「無意識」に「なる」時だってある。
しかしその瞬間...人が自ら定義した「死」に近づいているとは、一体誰が一番初めに考えたろう。

人間が社会的生き物だとするなら、何者からも「自由」な存在ならば、「死ぬ自由」はどうして担保されないのだろう。

変わってしまったーーーー幸福で一般的で均質で凡庸なーーーーそんな世界と人間間(かん)に溶け込んでしまったかつての「同志」に感じる落胆と居心地の悪さと自分自身の痛々しさとーーーー

トァンがどうしようもなく囚われているのは、ミァハではなくて、「あの時のミァハを意識している」トァン自身なのではないか.........

往往にして、その中心人物に影響された側の人間ほどその意思を自らのものにしてしまい、中心人物はその思想をあっさりと離れてしまうものだ。
また、側の人間が中心人物のそんな姿を見て落胆と失望を抱き...それを拗らせて幻想を強要する、さもなくば存在を否定する...事の多さを、思わずにはいられない。

(2015/11/14 23:56)
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