よくいなくなるブログ。
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生きたい。
そう思って、ボクは生まれたはずだった。
なのにどうしてこんなにも息をするのが苦しくて、かなしいんだろう。
きっと、それは紫苑のせいだったかもしれないし、パパのせいだったかもしれない。もう、ママがボクを生んだこと自体が、悲劇の始まりだったんだ。
そこまで考えて蘇芳は白くため息を吐き出した。ふたつの翡翠色の瞳は冬空のキンキンに冷えた星をずっと見つめていたけれど、輝く無数の光はじわじわとぼやけて、生暖かい涙が流れた。
ボクは、なんでこんなところにいるんだろう。
全部、全部ボクにはどうにも出来ないことだったと、そう言い訳したくなる。
今ここで、この欄干を乗り越えて冬の海に粉々にされてしまえたなら...
また、涙があふれて、蘇芳は欄干に縋り付くように倒れこんだ。
こんなにも生きるのがつらいのに、ーーーーヘイのことを思うと、死ぬのも嫌になるほどなのはなんで?
もういっそ、今ヘイにぶつかっていって、嫌われて、すぐに死んでしまいたい。
あの低い声も、薄いようでしっかりとした背中も胸板も、思い出せばすぐに顔がほてってしまうのに、どうしても隣にいるのはボクじゃないんだと思わされてしまう。
そう思って、ボクは生まれたはずだった。
なのにどうしてこんなにも息をするのが苦しくて、かなしいんだろう。
きっと、それは紫苑のせいだったかもしれないし、パパのせいだったかもしれない。もう、ママがボクを生んだこと自体が、悲劇の始まりだったんだ。
そこまで考えて蘇芳は白くため息を吐き出した。ふたつの翡翠色の瞳は冬空のキンキンに冷えた星をずっと見つめていたけれど、輝く無数の光はじわじわとぼやけて、生暖かい涙が流れた。
ボクは、なんでこんなところにいるんだろう。
全部、全部ボクにはどうにも出来ないことだったと、そう言い訳したくなる。
今ここで、この欄干を乗り越えて冬の海に粉々にされてしまえたなら...
また、涙があふれて、蘇芳は欄干に縋り付くように倒れこんだ。
こんなにも生きるのがつらいのに、ーーーーヘイのことを思うと、死ぬのも嫌になるほどなのはなんで?
もういっそ、今ヘイにぶつかっていって、嫌われて、すぐに死んでしまいたい。
あの低い声も、薄いようでしっかりとした背中も胸板も、思い出せばすぐに顔がほてってしまうのに、どうしても隣にいるのはボクじゃないんだと思わされてしまう。
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メモ帳にどうしようもなくなって・衝動的に書いてしまうものを整理しに来てみる。
久々に見たら意外と最近投稿してなかったな...
しかし、去年末のはなかなか気持ち悪いし今年の4月も相変わらず病みすぎ(←)
4月のはぜってえ月の物のせいすぎるなw
年末のは...なにも言うまい... 鬱なのが続くとやっぱやばいなというのが分かるな(小並)
✳︎
昨日今日と図書戦の実写1作目映画とその2作目公開前SPの特別ドラマだったけど、前にこんな僻地にコメントしてくださった人も私が未だ好きなように楽しんで見てたら嬉しいなあ、なんて思ってしまう。
よく考えれば足掛け7年好きでいる(ブランクもある)けど、やっぱりあの頃に好きなものはいつまでも私を支えてくれているんだなって思う。
こんなに書く気じゃなかったのになw いや、本当はもっとがっつり書きたい気分になっちゃってるけども(笑)
また気が向いたときに追記したいな...
とりあえずまた実写2作目も始まるし、その感想のときにでも。
そういやアニメ版の映画まだ見れてないんだよなあ...泣くわ...(T_T)
久々に見たら意外と最近投稿してなかったな...
しかし、去年末のはなかなか気持ち悪いし今年の4月も相変わらず病みすぎ(←)
4月のはぜってえ月の物のせいすぎるなw
年末のは...なにも言うまい... 鬱なのが続くとやっぱやばいなというのが分かるな(小並)
✳︎
昨日今日と図書戦の実写1作目映画とその2作目公開前SPの特別ドラマだったけど、前にこんな僻地にコメントしてくださった人も私が未だ好きなように楽しんで見てたら嬉しいなあ、なんて思ってしまう。
よく考えれば足掛け7年好きでいる(ブランクもある)けど、やっぱりあの頃に好きなものはいつまでも私を支えてくれているんだなって思う。
こんなに書く気じゃなかったのになw いや、本当はもっとがっつり書きたい気分になっちゃってるけども(笑)
また気が向いたときに追記したいな...
とりあえずまた実写2作目も始まるし、その感想のときにでも。
そういやアニメ版の映画まだ見れてないんだよなあ...泣くわ...(T_T)
助けて、そんな声も心の中にまでは響かなくて
目のそらし方だけ上手くなって
だから何も身に付けずに鎧を纏っている
際限無い愛の言葉以外にも逃げ道を探している
迷惑な羊の君羊れが誰かを永遠の旅路に誘(いざな)っても
あなたは永遠に幼くていられる
だから私は今日も歌う
あなたに「君」と呼びかけられぬ位ならと
抱きしめた髪の香りを知らぬまま老いていく私を
あなたは知らなくていい、
この気持ちに
答えなど無いのだから。
絶望と歓喜に怯える震える指で
真っ直ぐに信じていた私の夢は静かに崩れ落ちた
今日愛したあなたの残像に
愛する事の後ろめたさが背筋を凍らせる
また幾つもの夜の中を見上げたまま死ぬふりをして
明日もまた信じることの恐ろしさを信じられずに夢見るだけ
星の真ん中 輝くものは
皆 不安に名前を付けたがる
カーテンの無い 冷える窓辺
淋しげにたたずむのは誰?
蜜色の黄昏があなたの頬を染めて
いつかみた夢の中
風がその時吹いた
赤さした夕闇に暮れる
僕は何も なにも変わっていないよ
永遠の帳に よく似ている
星屑の NOBODY
“初めて”から 知っていたから
雲間から射し込む光を背に、飛行機は飛んでいった。
自分は生きていて良かったのだなと 狭い世界に囚われずに まっすぐに
目のそらし方だけ上手くなって
だから何も身に付けずに鎧を纏っている
際限無い愛の言葉以外にも逃げ道を探している
迷惑な羊の君羊れが誰かを永遠の旅路に誘(いざな)っても
あなたは永遠に幼くていられる
だから私は今日も歌う
あなたに「君」と呼びかけられぬ位ならと
抱きしめた髪の香りを知らぬまま老いていく私を
あなたは知らなくていい、
この気持ちに
答えなど無いのだから。
絶望と歓喜に怯える震える指で
真っ直ぐに信じていた私の夢は静かに崩れ落ちた
今日愛したあなたの残像に
愛する事の後ろめたさが背筋を凍らせる
また幾つもの夜の中を見上げたまま死ぬふりをして
明日もまた信じることの恐ろしさを信じられずに夢見るだけ
星の真ん中 輝くものは
皆 不安に名前を付けたがる
カーテンの無い 冷える窓辺
淋しげにたたずむのは誰?
蜜色の黄昏があなたの頬を染めて
いつかみた夢の中
風がその時吹いた
赤さした夕闇に暮れる
僕は何も なにも変わっていないよ
永遠の帳に よく似ている
星屑の NOBODY
“初めて”から 知っていたから
雲間から射し込む光を背に、飛行機は飛んでいった。
自分は生きていて良かったのだなと 狭い世界に囚われずに まっすぐに