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よくいなくなるブログ。
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私はまっすぐ生きているのだろうか。私はまっすぐ生きているのだろうか。何か書きたい、吐き出してしまいたい、と思ってメモ帳を開いたのに何なんだこれは。これ以外に言葉が出てこない。
私が彼女にとってのヒーローたりたいのに私は何を言っているんだ。ただの恥ずかしい奴じゃないか。助けてくれ。戻りたくない
。会いたくもない、やる気も無い、歌も歌えず暖まれないあんな孤独なところに戻りたくない。ダメだ、本当に正直に吐き出して良かったのだろうか。
戻りたくない。もう、あの時には戻れないのを知っているだろう?ここで戻りたくないなんて言ったら辛くなるだけだ。


それでも。言わなきゃ、吐き出さなきゃどうしようも出来ない。会って話がしたい。もうはっきりと言ってしまいたい。それで遠ざかる関係なら最初から無くていい。だからどうか、チャンスを。私に勇気を。彼女のーーーー彼女たちのような輝きを。どうかください。
戻ったら、誰が待つ?
待っていてくれる?
私が帰る場所はここしかない。
あの、輪の中じゃない。


もうあの輪はあの頃の輪とは違う。誰もが皆違う道を歩いている。
誰もが全く違う景色を見ている。それは昔から誰もが皆そうだったし、これからもそうであることは変わっては行かない。


それでも。生きていかなきゃいけない。夢。私の夢は、いや、夢と言いたくなくなる、夢と呼んでいる時点で儚くて叶わないものだと思っているようで言いたくない。
そう、夢よりも確かにしたいもの、確かに信じたいもの。
生きる意味のある未来を描くのに必要で、欠けては輝きを失うもの。
どんなに左手が痛んでも、右手を失っても、この声が、歌があれば何も怖くない。
凍えた指でいつも待っていた。かじかんだ足の指先、気にならないほど夢中になれた、それは一体何だったんだ?問うても問うても出てこないそれは確かにそれでも本当に感じたことだったんだ。眠りに近づく夢の中でたとえ君と心が通じ合っても、体が重なっても、それは本当にわたしの望んだことか?本当に?
夢ならば夢で覚めてしまえ、いつか覚めるくらいなら最初から夢見ない、だから私は私の夢を「夢」と言いたくない。人に言ってしまえばそれはとてももろく安っぽいものになってしまうから。意味も無く謝って予防線を張った気になって実際はどちらにもネガティブな思いをさせるだけ。
もう嫌だ。どうやったらこの恥かしい事ばかりで出来てきた出来損ないの世界から逃げ出せる?
名前を捨てる?顔を捨てる?指紋や姿までも?





.........それでも、私はこの声と歌を捨てたくない。あの頃に身につけたひどく濁っているようでそれはとても純粋でいられなくなってもそれでも生きるのに大事なことを大切にしたい。どうか残っていて欲しい真っ直ぐさと確かさ。まっとうさ。夢は、夢なのだと。私が描くのは、夢じゃない。いつか近い未来だ。きて欲しいと願う未来だ。
彼女にも生きる時間が、空間がある。だからきっと、私の言葉は小さな波でさえ起こせないかもしれない。それでも、私は彼女にあの言葉を送った。送ってしまった。送りたかった。送って、良かった。


送らずに後悔するより、あとで恥かしく感じるのがまだマシかもしれない。瞳を閉じる。私は現実へと帰る。帰る。


帰るように。

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