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まるでこの世界にたった一人に思える
逃げてしまいたい あらゆる事から
ずっと ずっと この暗闇が続けばいいのに
私が目覚めるまで 夜が明けなければいいのに
どうしてこうなってしまったのか
私が本当に言いたいことは何なのか
私の本当の気持ちは何なのか
私は誰かのために生きているのだろうか
私は何のために生きているのか
私が生きている意味は？

誰にも知られたくないのに誰かに聞いて欲しい
生きてきた全てはこの今過ぎる一瞬も黒歴史

私は主人公にはなれない
はみ出したセリフの長さだけ要らないと言われているよう
まっすぐに見上げていた空も実は弧を描いていたのだから
今から信じられるものは何も無く そして全て
全ては信じられる

言葉も上手く言えないのに
書ける訳がないじゃないか
信じていないのに信じさせる事ができる訳じゃないか

夢は幻に

もう疲れた
もう勉強も働くことも誰かと関わることもしたくない
ずっと あの頃のままで生きていたい
あの時間の中で生きていたい
もう何もいらない もう何も見たくない
もう何も知りたくない 世界を広げることが出来ない
出来るなら広げたい でもその前にやりたいこと
やらなければいけないことがあった
そのやりたい やらなければいけないことが出来ない
だからそれが引っかかって広げられない
もう広げることしかないのか
広げる力が欲しい
気力が欲しい

私が死んだら あの子は泣いてくれるだろうか
自分を傷つける彼女を怒った私を
彼女は一体どんな目で見るのだろう
もう二度と喋りもしない私を
もしあの子が死んだら
私はどう思うだろうか
なぜ何も言わずに死んだのか
せめて私でもいいから何も言ってくれなかったのかと
そう考えるだろう そして彼女の本当の気持ちは永遠に分からないけれど ずっと考え続けるのだ
ろう

乾いた素肌に 温もり求めて
魂の色は黄色に替わり廻ってく
痛み知らない 夢見る羽異(つばさ)
どれだけ人が 巡り巡っても
急にした 輪が
あかつきの空を 染める
暁紅に瞳血を流して宣う
ここに 人の生きる場所など無いと
逃れられぬ罪から逃れることは出来ない
証明してみせる 証明などないと